2016.11.30
急増したロシアからアクセス「Secret.ɢoogle.com」を除外しよう
目次
2016年11月ごろから弊社運営のオウンドメディアで急にロシアからのアクセスが計測され始め、スパムかな?なんなんだろう、と思いながらも放置していたのですが、徐々に無視できないほど増えてきたので対策をしました。Googleアナリティクス > ユーザー > 言語 から謎のアクセスの正体を見てみると、「Secret.ɢoogle.com You are invited! Enter only with this ticket URL. Copy it. Vote for Trump!」と表記されたものを発見。この文章、どうみても決して「言語」ではないです。
調べてみると、新手のスパム
不可解なので調べてみると、Analytics Edge(すでにページ閉鎖)にて新手のスパムと紹介されていました。
ロシアの古くから使われたスパムのひとつで、その手法の中でも新しいスパム、と紹介されていました。まだ立ち上げたサイトにロシアからアクセスがあるのは変です。ロシア在住の日本人だったとしても、全体シェアから考えてもおかしい。ポジティブなアクセスではないのは確実です。よって、こちらのアクセスは完全除外することにしました。
除外の仕方はいつもどおりフィルタ除外で
IPアドレスを指定して除外する方法と同様、今回は「言語」で除外します。
- Google アナリティクス > 管理 > ビュー列「フィルタ」 > 「フィルタを追加」ボタン
- 「ビューにフィルタを追加」の画面から、適当な名前(Trumpスパムなど)を名付ける
- フィルタの種類を「カスタム」、フィルタフィールドに「言語設定」(検索欄に「言語」と打つと出てきます)
- フィルターパターンに「Secret.ɢoogle.com You are invited! Enter only with this ticket URL. Copy it. Vote for Trump!」とGoogleアナリティクスの表記からコピペ(直ウチはミスするため)
これでフィルタの確認をした上で、過去7日間のアクセスが出てきたら正しく設定できているので、保存。
徐々にアクセスは増えてきている様子
最初は気にならない程度だったのですが、徐々に増えてきているようで、遅かれ早かれ設定した方が良さそうです。
記事を書いたひと
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Web周りすべてのコンサルタント・ディレクターとしてご相談を承ります。デザイン、コーディングそしてインターネット広告の運用も私自身が手掛けておりますので、内容の濃いコンサルティングが可能です。