2013.07.07

Googleアナリティクスの(not provided)と(not set)について

目次

Googleアナリティクスでアクセスされているキーワードが何かを調べていると、いつも出てくるのが(not provided)と(not set)。これら二つは何が違うのか?それぞれを解説します。

(not provided)

not provided、直訳すると、「提供されなかった」なので、取得不可ということになります。Googleがセキュリティー(正確には個人情報の提供範囲を制限というべきか)を強めているせいで、アクセス解析にデータを蓄積させないようになっています。特にGoogleにログイン状態にしているときに、自分が何というキーワードを打って検索したかを解析情報として提供しない設定にしていると、その情報が保護されます。いわばこれが「提供不可」となる理由です。

(not set)

(not set)、つまりセットされていない。例えばお気に入りから入って来た場合はキーワードなんてそもそも打ち込んでいないですよね。なのでnot set。他にも、違うサイトからのリンクをたどって来た場合など、キーワードがセットされていない時に(not set)となります。

知っていると知っていないでは、サイトの分析結果が全く異なると思いますので、知識として蓄えておきたいですね。

記事を書いたひと

森本 圭

代表取締役 CEO

Web周りすべてのコンサルタント・ディレクターとしてご相談を承ります。デザイン、コーディングそしてインターネット広告の運用も私自身が手掛けておりますので、内容の濃いコンサルティングが可能です。