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2015.10.09

[AdWords]パソコン配信を除外してモバイル・タブレットのみに配信する方法

目次

この記事は旧AdWordsの設定方法です。新バージョンのAdWordsでの設定方法をご確認したい方は、こちらからご覧ください(更新:2018/5/21)。

AdWordsで広告配信をする際、配信先としてパソコンは除外し、モバイル・タブレットのみに配信したい場合の方法をご紹介します。検索ネットワークとディスプレイネットワークでやり方が違うので、ご注意ください。

ディスプレイネットワーク

まずは簡単なディスプレイネットワークの方からご紹介します。

手順

新規作成時はキャンペーンを作成時の下の方に、既存のキャンペーンを作成する場合は、対象キャンペーン > 設定(タブ) > デバイス から設定します。

キャンペーン設定画面の「デバイス」選択項目

デフォルトでは「すべて」が選択されていてパソコン・タブレット・モバイル全てに配信される設定になっています。「すべて」をクリックし、対象のOSを選ぶだけです。

対象バージョンの選択

AndroidやiOSなどそれぞれのOS上で、広告を表示させたくないバージョンがあるかと思います。特にスマホアプリの広告の場合、アプリがインストールできるバージョンが4.3以上だった場合は4.2以下は広告表示する必要がなく、無駄費用が発生してしまいますね。これもバージョンの選択が可能です。

広告表示のOSの対象バージョンの選択

検索ネットワーク

検索ネットワークでのモバイル・タブレットへのみ配信する正式な設定は管理画面上設定されてなく、少々トリッキーな方法となります。「パソコンには配信しない」ということは理論上できないこととなっています。ただし、「入札単価で調整する」ということで、表示を抑える(≒非表示)にすることが可能です。

検索ネットワークでモバイルにのみ表示させる設定

入札単価調整は通常、モバイルに対してのみ可能で、他のデバイスにはできません。この値は、-300%〜+300%まで設定できます。例えば、広告グループの入札単価(上限クリック単価)を¥100とし、モバイルを入札単価を300%引き上げとすると、¥300を上限クリック単価として設定できます。逆に、パソコンとタブレットは¥100となるので、自ずと優先して表示されるのはモバイルとなります。ここで、パソコンには配信されないようにするためには、かなり低いCPCにして、+300%した単価なら表示されるような単価をモバイルには設定する、というのがコツとなります。

記事を書いたひと

森本 圭

代表取締役 CEO

Web周りすべてのコンサルタント・ディレクターとしてご相談を承ります。デザイン、コーディングそしてインターネット広告の運用も私自身が手掛けておりますので、内容の濃いコンサルティングが可能です。